ゆいブログ
ことしもおわり
今年も色々とありました。思い出したらキリがない位…。
それでも、相変わらずあっという間に1年が過ぎ去った感じがします。
去年から引継ぎコロナ対策で完全予約制にしている為
無理をせず1件1件しっかりと診療が出来ています。
(勿論、突発的に急患は来院されているのでその場合は優先的に診療しています。)
今年は10年という節目を迎えた1年だったので
病院の備品、機械等など色々と故障して修理したり買い替えたりと
トラブルもありましたが無事に年を越す事が出来ました。
診療内容で印象的だった事は
開院してから10年間で数件も無い大きな手術が、いくつもありました。
肝臓癌の手術も、自分の飼っているワンちゃん含め数件あったのですが
そのうちの1件が、手術がとても困難な
肝臓の奥深く「尾状葉」という場所の癌の手術でした。
むちゃくちゃ大変でしたが、何とか無事に摘出出来て
ワンちゃんを完治させる事が出来ました。
更には
胆嚢破裂の胆嚢粘液嚢腫を数件
腎臓癌による腎摘出を数件
肺癌による肺葉切除
つい先日は、腸に腫瘍が出来ていたワンちゃんの広範囲小腸切除(約1m摘出)までありました。
今年も様々な手術がありましたが、全て無事に行う事が出来ました。
多くの腫瘍関係の手術が、健康診断で偶然発見出来て、早期発見早期治療出来ているのも
ここ10年の積み重ねの賜物です。
これからも当院は、信念である
「病気になるのを待つのではなく、病気を早めに探して早めに治す、全ては飼い主様と患者様の為に」
をモットーに診療していきます。
今後も困難な手術に出来る限り、立ち向かっていこうと思っています。
(勿論、自分の限界を超えた困難な病気に関しては、大学病院としっかり連携して
治療していくというスタンスは変わりません。)
…そういえば、レベルアップする為に申し込んでいる2年かけて行う外科セミナーが
講師が海外の先生方な為、ここ1年位まともに開催されていません。
要約落ち着いたと思った矢先に、変異株…。
いつになったら再開されるのやら(;一_一)。。。
自分を支えてくれた親愛なるスタッフ、来院して頂いた患者様飼い主様
今年も1年間感謝してもしきれません。
ありがとうございました!!!