ゆいブログ

がびょん

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…久しくブログ更新を怠ってしまいました
今年入って初のブログは内視鏡ネタです
つい先日、添付画像の画鋲を誤食してしまったワンちゃんの内視鏡処置がありました
画鋲は、腸内を通過する際に針先が引っ掛かり
腸管を穿孔する危険性があるので
小腸まで流れてしまうと開腹手術が必要になる可能性があります
針系の異物摘出は難易度が高く
当院でも初めてのケ-スでした
(針先が色々な所に引っ掛かり易く、腸内を傷付け無い様に摘出しないといけない為)
処置をする前に、看護婦さんと入念なシュミレーションをし
更に、摘出が出来なかった事も想定し
開腹手術の準備もして
緊急で内視鏡処置を行いました
摘出する際に、針先が腸内を傷付けない様に
針先と反対側の持ち手の部分を掴んで摘出しようと思っていたのですが
いざ画鋲を見つけると
画像の様に、持ち手の掴み易い先端部分が取れていて
残った持ち手部分は、ツルツルで滑ってしまい
針先しか掴む所がありませんでした
(掴む際に使用したのは極小なマジックハンドの様な鉗子です)
幅2mm位の針先を、何度も何度も、掴んでは落ちてしまうのを繰り返し
約1時間も試行錯誤しながら、何とか摘出する事が出来ました
(摘出出来た時は、嬉しさのあまり、皆で歓声を挙げてガッツポ-ズしてました)
…でも、このワンちゃんの胃の中には、更に大量に石ころがあり
その後、その石も内視鏡で摘出しました(-.-;)