ゆいブログ
こころいためるできごと
前回のブログでは
この仕事をしていて、とても嬉しい事を書かせて頂きました。
そして、それと同時に
辛い事も沢山あるともお伝えしました。
今回は、先日起きたとてもショッキングな出来事についてです。
先日、電話でのお問い合わせで
(初診の若い女性の飼い主様から)
「子猫を拾って、眼の状態が悪いので連れて行きたいんですが
料金はどの位かかりますか?」
との事でした。
そういった問い合わせの場合
獣医師である院長本人が電話でお話させて頂きます。
そして、トラブルが無いように必ず以下の様にお伝えしています。
①診療をしないと(特に初診では)、正確な料金をお伝えする事は出来ません。
②大体の概算をお伝えしますが、必ずやや多目に見積もった額をお伝えします。
今回も、いつも通り上記の事を重々念を押してお伝えしました。
そして、その飼い主様が来院されて
検査治療を行って、お支払いをして頂きました。
(その時は、予定通り、電話でお伝えした概算よりも大分低額になりました。)
そこまでは、よくある事でしたが、今回は様子が違いました。
その数日後に、その飼い主様から電話があり
「次回、かかる料金を教えて下さい。
料金によっては、持ち合せが無いので次回来院予定日を遅らせて欲しい。」
「動物病院でお金を使ったので
自分達に必要なお金が足りなくて困っている。」
との趣旨の事をおっしゃいました。
そこでこちら側は
「猫ちゃんの点眼薬は2週間は持ちますので
悪化していなければ、2週間は無理に来院しなくても良いですよ。
先ずは、御自分の方にお金を使う事を優先に考えて下さいね。」
と丁重にお話致しました。
すると、突然
隣で会話を聞いていた、男性の方(旦那様?)に電話が替わり
「その投げやりな言い方はなんだ?
最初に聞いた額よりも高かったよな?
(明らかに、最初にお伝えした額よりも低額でお支払い頂きました。)
こっちは、飼いたくも無い仔猫の為にお金かかってるんだよ。
だったら、お前が代わりにこの仔猫飼えよ。」
と信じられない様な事を言われ、挙句の果てに
「もういいよ。動物病院変えるから。
ネットで、お前の所の口コミに悪口書いてやるからな。」
と一方的に電話を切られました。
あまりに、ショッキングだったので
悲しみと悔しさで、しばし呆然としてしまいした。
年に数回は、理不尽な出来事がありますが
ここまで、酷い事を言われた事はありませんでした。
動物病院は、来院した病気の動物を治療する場所です。
慈善団体でもボランティアでもありません。
当院は、しっかり検査治療する動物病院ですから
安価で適当な診療は一切出来ません。
そこは重々ご理解下さい。
それと、こういった事例に対して
当院は、決して黙ってはいません。
徹底的に、毅然と対応致します。
あまりに理不尽で悪質なケースに関しては
顧問弁護士に依頼して、それなりの法的措置を行います。
近年話題になっている、ネットの誹謗中傷に関しても同様です。
当院を頼って来院して頂いている多くの患者様・飼い主様の為にも
一緒に懸命に働いてくれているスタッフの為にも
当院が安心して診療出来る様に
当院を守る為に
徹底的に闘います。